Secticon - Angelo Mangiarotti

人間工学に基づいたフォルムと文字盤の置き時計『Secticon (セクティコン)』。

イタリアンモダンデザインの巨匠 Angelo Mangiarotti (アンジェロ・マンジャロッティ) が1956年にデザインした置時計です。プラスチックで一体成型されたオリジナルデザインから、2004年に陶器製として復刻されました。時計部分の傾斜、1時〜12時になるにつれて太くなっていく指標、黒い文字盤に映える赤い秒針など、視認性を追求し人間工学に基づいた設計がなされています。建築家でもあるマンジャロッティの、構造や素材に対する深い造詣から生まれた名作といえます。




■Design : Angelo Mangiarotti (アンジェロ・マンジャロッティ) 1956年

■Brand : アイシーデザイン

■Material : 本体:ceramic, 風防:アクリル樹脂 (ムーブメント:クオーツ/ 単5電池一本使用 (付属) / キズ防止フェルト付)

■Size : φ115xH155mm



made in GERMANY



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Angelo Mangiarotti (アンジェロ・マンジャロッティ) 1921 - 2012
1948年ミラノ工科大学建築学科卒業。マックス・ビルの紹介で1953年からアメリカ・イリノイ工科大学で教鞭をとる。この時期に、フランク・ロイド・ライト、ワルター・グロピウスなど著名な建築家たちと親交を深めました。1955年にイタリアへ帰国しブルーノ・モラスッティと共にスタジオを設立。以後半世紀以上にわたり、建築、彫刻、プロダクトと多岐にわたるプロジェクトに関わり、素材の特性を最大限に生かして完成される氏のデザインワークスは、ヨーロッパにおける数々の賞を受賞しています。イタリアンモダンデザインを語る上で欠かすことのできないデザイナーの一人です。

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